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大統領就任以来、文在寅が固執する北朝鮮との統一。
日本人にとっては「反日国家」のイメージが強い両国ですが、
もしも朝鮮半島の統一が実現したとすると……
・南北統一=真の国交正常化を意味する
・資源の中国依存を解消
・中国の海洋進出阻止が可能となる
など、巨大反日国家の誕生どころか、日本を救う可能性が高くなります。
決して「絵に描いた餅」とは言い切れない驚愕のシミュレーションをまとめた一冊
韓国・慶州「APEC」での中韓首脳と米韓首脳(大統領室HPから筆者キャプチャー)
高市早苗首相の国会での台湾情勢に関する「存続危機事態発言」は日中間の外交紛争に発展しているが、日米韓と日中韓の二本柱を外交の基軸としてこともあって韓国はテレビ媒体を含めメディアは無関心ではいられないようだ。連日、日中のバトルを逐次国際欄で報道している。
報道内容は一方に与せず、客観報道に徹しているが、どちらかと言えば、「君子危うきに近寄らず」とばかり、高みの見物に徹している。へたに旗色を鮮明にすれば「寝た子」(米国と中国)を起こしかねないからだ。
それでも政界や外交評論家からは「高市首相は本性を現した」とか「高市首相の発言は日本の本音だ」との声や「中国の虎の尾を踏んでしまった」「中国は横柄だ」「中国は大人気ない」などの声も上がっている。但し、後者の声は韓国でも似たような現象が起きていることを反映したものといえなくもない。そのことは「韓国日報」が11月15日付に「『台湾問題で火遊び』云々の中国大使一線を越えた」の見出しを掲げ、社説で取りあげていたことからも窺い知ることができる。
金正男氏(出典:金正男独占告白「父・金正日と私」(著者:五味洋治)の韓国本から)
北朝鮮が引き起こし事件の中には国際的な波紋を呼んだ事件が数多くある。衝撃的な事件としては1968年の特殊部隊よる「青瓦台(大統領官邸)襲撃未遂事件」、1983年の偵察局要員らによる「ラングーン爆弾テロ事件(全斗煥大統領暗殺未遂事件)」、1987年の労働党作戦部要員らによる「大韓航空(KAL)機爆破事件」、1970年代後半から80年全般にかけての「日本人拉致事件」、それに最近では2017年のマレーシアでの「金正男暗殺事件」などが挙げられる。
このうち「日本人拉致事件」については小泉純一郎総理(当時)が2002年9月に訪朝した際に金正日(キム・ジョンイル)総書記(当時)が公式に北朝鮮による犯行を認め、謝罪した。
「反乱」を起こした検事18人のリストを報じる韓国のメディア(韓国TV「ニュース打破」から)
亡くなった名優・仲代達也が主演した映画の作品に「乱」があるが、「乱」は「乱」でも現在、韓国で起きている乱は日本ではまずあり得ない検察、検事らの乱である。それも「謀反」である。
何と検察トップの検察総長代行に対して検察庁の控訴業務の責任を負う一線の検事長ら18人が連名で「検察上層部は控訴放棄の経緯と法的根拠を説明せよ」と、抗議文を突き付けるという前代未聞の事態が起きている。
韓国軍が昨年10月に北朝鮮に向け飛ばした無人機(朝鮮中央通信)
韓国軍が昨年の10月3日、9日、10日と立て続けに海の軍事境界線と称されている北方限界線(NLL)上の島から無人機を北朝鮮に向け飛ばしたのは北朝鮮との軍事衝突を誘発するためであったことが明らかになった。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の内乱容疑を捜査中の特別検査チーム(特検)は尹錫前大統領が戒厳令宣言の名分つくりのため北朝鮮を挑発し、南北武力衝突の危険を増大させようと忠岩高校の先輩にあたる金龍顯(キム・リョンヒョン)前国防長官と共謀し、高校後輩の呂寅兄(ヨ・インヒョン)国軍防諜司令官に命じて引き起こした「ドローン浸透作戦工作」であったとして、事件発生から1年経った11月10日に3人を起訴し、裁判所に引き渡した。
韓国軍が平壌に向け飛ばした無人機の座標はこれまでは金正恩(キム・ジョンウン)総書記の執務室がある「15号官邸」とされていたが、「特検」が押収した呂寅兄国軍防諜司令官の携帯電話メモの中には▲核施設2か所▲三淵元にある偶像化施設▲元山の外国人観光地▲元山にある金総書記の別荘などが含まれていた。
収賄した高額なネックレスを身に付けて外遊していた頃の金建希(大統領室から)
世界のファーストレディーの中には死刑判決を受けた毛沢東夫人(江青)や処刑されたルーマニアのチャウシェスク大統領夫人(エレナ)、海外亡命を余儀なくされたフィリピンのマルコス大統領夫人(イメルダ)などが不幸な末路を辿っているが、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領夫人(金建希)もまた、そのリストに加わることになりそうだ。最悪の場合、夫を没落させた「悪名高い夫人」として韓国の歴史に名を残すかもしれない。
金建希(キム・ゴンヒ)夫人は韓国国内のディーラー「ドイツ・モーターズ」の株価操作に関与し、株価だけで8億ウォン(約8436万円)以上の利益を得た容疑だけでなく、その他斡旋収賄容疑などで収監され、現在、裁判を受けている。
斡旋収賄も賄賂授受も5年以下の懲役だが、収賄額が1億ウォン以上だと、無期もしくは10年以上の懲役が宣告される。金夫人の収賄額は現在までのところ総額で3億9273万ウォン(約4191万円)に上る。その詳細は以下のとおりである。
朝鮮切手社が発行jした労働党創建80周年慶祝閲兵式記念切手(朝鮮切手社HP)
北朝鮮のミサイル発射が再開されているが、先月10日に行われた朝鮮労働党創建80周年軍事パレードで登場した兵器の数は通常の軍事パレードよりも少なかった。しかし、その中で米国や韓国など敵国に誇示したかった新型兵器が14日に朝鮮切手社から発行される記念切手で以下6点であることが判明した。
尹錫悦大統領夫妻(JPニュースから筆者キャプチャー)
韓国では共謀容疑が掛けられても夫婦が同時に身柄を拘束され、収監されるケースは稀だ。例えば、現在第2野党「祖国革新党」の党首である元法相の゙国(チョ・グック)夫妻の娘の不正入学疑惑事件では先に逮捕、収監された夫人が勾留期間満了で釈放された後に゙国氏が2年の刑で収監されている。
同時に身柄を取らず、片親を残すのは韓国ならではの子供らのための恩情である。しかし、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の場合は、二人の間に子供がいないせいもあって、また容疑が重大で多岐にわたっていることもあってそうした例外が適用されていない。
尹前大統領は昨年12月の非常戒厳の発令を巡る特殊公務執行妨害などの疑いで7月10日に再逮捕され、現在は京畿道義王市にあるソウル拘置所に収監されている。
金与正夫婦(?)(労働新聞から)
北朝鮮の「影のNO.2」は金正恩(キム・ジョンウン)総書記の実妹である金与正(キム・ヨジョン)党副部長である。
政治局員でも政治局員候補でもないことから党の公式序列では33位にランクされているが、2018年の平昌五輪に北朝鮮代表団の一員として参加した時のことである。当時序列NO.2だった団長の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領(当時)らと面会した際に金与正氏に上座の席を譲ろうとしていたことはまだ記憶に新しい。
金与正氏の存在が北朝鮮のメディアによって公式報道されたのは2014年3月9日である。最高人民会議選挙の投票場に現れた金正恩党第一書記(当時)に同行し、その容姿を現した。
金永南氏(左)と張成沢氏(朝鮮中央テレビと労働新聞からキャプチャー)
元老の金永南(キム・ヨンナム)元最高人民会議常任委員長が3日に死去した。
死因は多臓器不全とのことだが、97歳と高齢で、10月10日労働党創建80周年の式典にも姿を現していなかったことから病床にあったようだ。
北朝鮮は金日成(キム・イルソン)−金正日(キム・ジョンイル)―金正恩(キム・ジョンウン)と3代にわたって政権に仕えた金永南氏の功績を称え、本日(5日)葬儀を国葬で執り行った。国葬で厚遇するのは当然のことだ。
拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会で挨拶する高市首相(首相官邸HPから)
人気絶頂の高市早苗首相は昨日、都内で開催された全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会に出席し、「あらゆる選択肢を排除せず、私の代で何としても突破口を開き、拉致問題を解決したい」との並々ならぬ決意を表明し、すでに北朝鮮側に金正恩(キム・ジョンウン)総書記との首脳会談を行いたい意向を伝えたことを明らかにした。
首脳会談への申し入れを北朝鮮側にどのように伝えたかについては触れられていない。北朝鮮がミサイルを発射する度に抗議している駐北京大使館やモンゴルなど在外公館を通じて行ったのか、あるいは1日まで韓国の慶州で開かれていたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に出席したベトナムなど北朝鮮の友好国の首脳らを通したのか、それとも北朝鮮の代理機関である朝鮮総連を通じて行ったのか、何一つわかっていない。
金正恩総書記を囲む特殊作戦部隊戦闘員(朝鮮中央テレビから)
トランプ大統領のラブコールを無視し続けていた金正恩(キム・ジョンウン)総書記が昨日(11月1日)党中央軍事委員会副委員長である朴正天書記(元帥)を伴って突如、朝鮮人民軍第11軍団の指揮部を訪れていた。
平安南道徳川市に本部がある暴風軍団とも第8特殊軍団とも呼ばれている第11軍団は第365大連合部隊という偽称が使われることもあるが、傘下には地上狙撃部隊、海上狙撃部隊隊、航空狙撃部隊隊、軽歩兵部隊隊の他に特攻隊精神で武装されている自爆部隊もある。
金総書記は軍副総参謀長に抜擢された金英福(キム・ヨンボク)上将の後任に任命された李奉春(リ・ボンチュン)軍団長の案内を受け、革命事績館や作戦研究室などを見て回った後、特殊作戦部隊戦闘員の訓練を参観していた。
2000年に訪朝したオルブライト米国務長官と握手を交わす金正日前総書記(朝鮮中央通信から)
北朝鮮国内で故金正日(キム・ジョンイル)前総書記の暗殺を題材にした映画が上映されたと聞いて、「まさか」、「嘘だろう」と、思わず、声を上げてしまった。
この俄かに信じ難い話は朝鮮労働党創建80周年祝賀行事の関連で10月22日から27日まで行われた平壌国際映画祭に参加した中国に本社を置く北朝鮮専門旅行社「ヤング・パイオニア・ツアーズ」のマネージャであるジャスティン・マーデル氏が一昨日(30日)米CNNに訪朝の感想を語った際に飛び出した。
北朝鮮の鉱山採掘(「今日の朝鮮」から)
注目されていた米中首脳会談は決裂せず、米国は中国からの輸入品に課している追加関税を10%に引き下げることで、中国はレアアース(希土類)の輸出規制を1年延長することで妥協した。
当初強気だったトランプ大統領は中国に80%も依存しているレアアースを習近平主席が持ち出したことで譲歩せざるを得なかった。換言すれば、中国のレアアースは対米貿易戦争での強力なカードとなったようだ。これにより、今後、レアアースが注目を浴びることになるであろう。
レアアースはネオジウム、スカンジウム、イットリウム、ランタン、ジスプロシウム、ルテチウムなど17の希土類元素の総称で、卓越した化学的・電気的・発光的な特性を持っており、携帯電話、コンピューター、ハイブリッド自動車や電気自動車のモーターなど先端技術やハイテク製品に欠かせない物質だ。蓄電池や発光ダイオード(LED)など電子製品をつくる際にも使われる。
韓国の独立メディアが29日に放映した韓鶴子総裁のラスベガス賭博疑惑(出所:ニュース打破)
偶然とは重なるものだ。
安倍晋三元首相を殺害した罪で問われている山上徹也被告の初公判が行われた前日(10月27日)に奇しくも韓国では政治資金法違反容疑等で起訴された統一教会の教祖、韓鶴子(ハン・ハッジャ)世界平和統一家庭連合総裁の公判準備手続きが行われていた。この二つの裁判がリンクしていることはあえて触れるまでもない。
韓鶴子総裁の裁判は12月1日から本格的に始まるが、韓総裁には政治資金法違反を含め4つの容疑がかけられている。そのうちの一つに日本の信者からの寄付金を使い、ラスベガスで賭博を行ったことの証拠隠滅容疑がある。
再現しなかった板門店でのトランプ大統領と金正恩総書記のご対面(青瓦台写真記者団)
アジア(マレーシア→日本→韓国)歴訪をスタートした直後から北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記に「会いたい」とラブコールを送り続けていたトランプ大統領が金総書記との首脳会談を断念したことがわかった。
トランプ大統領は金総書記との会談に意欲を示し、核問題や制裁問題で善処する用意があることを伝え、さらに会えるならば30日の帰国予定日を1日延ばしても良いとまで言ってひたすら返事を待ち続けていたが、日本の次の訪問地、韓国での李在明(イ・ジェミョン)大統領との首脳会談の席で「今回は金(国務)委員長と日程の都合をつけることができなかったが、これからも北朝鮮との対話のための努力を継続するつもりである」と述べ、事実上、白旗を掲げた。
金総書記側から非公式に「今回は日程の都合上、会えない」との連絡があって諦めたのか、それとも時間切れで断念したのかは定かではないが、トランプ大統領は「私は金正恩をよく知っている。我々は仲良くしていた。ただ、時間を合わせることができなかった」と、米朝首脳会談が実現できなかったことを惜しがった。
2018年2月にハノイで会談を行ったトランプ大統領と金正恩総書記(朝鮮中央通信)
トランプ大統領が金正恩(キム・ジョンウン)総書記にラブコールを送り続けているが、言い寄られている金総書記はなしのつぶてだ。うんともすんとも反応しない。
「会いたい」の思い一筋のトランプ大統領は金総書記を何としてでもデートに誘うと、会ってくれるならば30日の帰国予定日を1日延ばしても良いと言い出す始末だ。
これは昨日(現地時間27日)日本に向かう専用機「エアフォースワン」の中で「金正恩に会うためにアジア訪問を延長するつもりは?」との記者の質問に「考えたことはないが、(韓国が)最後の訪問地だから(日程延長は)かなり簡単だ」と答えたことで明らかになった。
高市首相と李大統領(首相官邸HPと大統領室HPから筆者キャプチャー)
マレーシアで開かれている東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議には高市早苗首相と李在明(イ・ジェミョン)大統領が揃って出席し、滞在中に初対面するようだが、本格的な首脳会談は舞台を移し、韓国の古都、慶州で開かれるAPEC(アジア太平洋首脳会議)の場で行われる。
高市早苗首相は1961年生まれの御年64歳である。李大統領は1964年生まれの61歳である。李大統領は高市首相よりも3つ年下である。李政権発足時のパートナーだった石破茂前首相も7歳年上だったことから李大統領は石破前首相同様に目上の高市首相にもそれなりの礼節を持って対応するものと予想されるが、問題は民心、即ち世論である。
6年前に板門店で握手を交わしたトランプ大統領と金正恩総書記(青瓦台写真記者団)
トランプ大統領のアジア歴訪の日程がホワイトハウスから発表された。
トランプ大統領はワシントンを24日夜に出発し、マレーシアで開かれるASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に出席した後、27日に来日する。
トランプ大統領は2泊3日の滞日中に高市早苗首相との会談をこなし、29日午前に韓国に飛び、釜山で李在明(イ・ジェミョン)大統領と首脳会談を行う。その後、慶州に移動し、APEC(アジア太平洋首脳会議)総会に出席する最高経営者(CEO)らの午餐会で基調演説を行い、APEC首脳の晩餐会に出席する。
日本の官邸で行われた日韓条約調印式(韓国外交部提供)
高市早苗首相の支持率が高いが、比例して韓国でも高市首相への関心が高まっている。
韓国のメディアが揃って「極右」とか「女性安倍」とか、「反韓人士」と伝えていることもあって韓国人の多くは高市首相にネガティブなイメージを持っているが、その一方で「男性社会の日本でよくぞ女性が総理になれたものだ」との評価から「人物像」への関心も高まっている。
折しも、先月、韓国のソーシャルディスカバリーサービス「ウイッピー」(WIPPY)の世論調査「韓日恋愛、交際認識調査」が発表され、若い世代の間で日本人への関心が高まっていたのでなおさらだった。
日本の新首相に自民党の高市早苗総裁が選出された。
日本国初の女性総理の誕生ということもあって韓国でも大々的に伝えられているが、韓国は日本よりも一足先に女性大統領を誕生させている。今から12年前の2013年2月に第18代大統領に朴槿恵(パク・クネ)氏(当時61歳)を選出している。先進国の日本よりも、逸早い女性リーダーの誕生であった。
全羅北道全州の観光用の家屋(韓国観光公社から)
韓国は昨年までは1人あたり名目GDP(国内総生産)、平均年収や賃金で日本を負い抜いたとか、また、世界競争力や成長率ランキングでも日本よりもランクが上だと、気勢が上がっていた。
一時は何から何まで「日本に追いつき、追い越せ」との掛け声が飛び交い、メディアの中には様々な分野における日本との比較を特集し「太陽が昇る大韓民国、沈む日本」と特集記事を載せたメディアもあったほどだった。
しかし、今年は、特に李在明(イ・ジェミョン)政権になってからあまり威勢の良い話は聞かれなくなった。
ドイツで物議を呼んでいる「ALDI」販売のキムチ(徐?コ・誠信女子大学教授のSNSから)
ドイツでは韓国系市民団体が2020年9月にベルリン市ミッテ区の公園に設置した慰安婦像の撤去問題が論議を呼んでいるが、そうした最中、ドイツと韓国の間で新たな「騒動」が持ち上がっている。「騒動」と言っても政治絡みではない。
今朝のCBS系の総合ニュースメディア「ノーカットニュース」の国際欄に「今度は日本のキムチ?・・・ドイツの国民マートでキムチ表記論難」」との見出しの記事が載っていた。
何のことかと目を通してみると、ドイツ最大のディスカウントストアとして知られている「ALDI」(アルディ)が韓国を代表するキムチを「中国キムチ」と表記し、販売する一方で、自社のホームページには「日本キムチ」と紹介していることがわかりドイツ在住の韓国人の怒りを買っているようだ。
北朝鮮特殊作戦軍の海外部隊がロシアと北朝鮮の国旗を掲げて行進(朝鮮中央通信から)
北朝鮮が今年、最も力を入れていた労働党創建80周年記念行事は金正恩(キム・ジョンウン)総書記曰く、「世界的な関心と注視の中で盛大かつ完璧に祝うことができた」(12日)ようだ。
国家行事のハイライトである軍事パレードは金総書記が認めているように「しぐれに風も冷たい悪天候」の中で、それも夜10時にスタートした。
早い時間帯からパレードに動員された数万人の平壌市民も1万6千人の軍人もへとへとだったに違いない。
韓国の統一教会が公開した特別メッセージを発表した日の韓鶴子総裁(韓国統一教会配信)
先月23日に電撃逮捕され、拘置所に入れられてしまった統一教会の教祖でもある世界平和統一家庭連合の韓鶴子(ハン・ハッチャ)総裁は釈放されるどころか、身柄を拘束されたまま10月11日に起訴されてしまった。韓鶴子総裁にとっては想定外のことであろう。
知名度の高い優秀な弁護士を雇って健康悪化などを理由に保釈を請求しても棄却され、思うように運ばないようだ。それもそのはずで、韓総裁に掛けられた容疑は1件、2件どころではなく、それも宗教が政治に介入する「政教癒着」という重大事件だからである。
韓総裁を逮捕、起訴した特別検察チーム(特検)の起訴状によると、容疑は政治資金法違反、請託禁止違反、特定経済犯罪加重処罰法違反(横領)、証拠隠滅など4件に上る。韓総裁はどれもこれも自らの関与を全面否認していることから「特検」は高齢であっても温情を掛ける気がないようだ。
保守団体による済州島での「中国人観光客ノービザ入国」反対デモ(出典:「チョンジ日報」)
今月末に韓国の古都、慶州でAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議が開催される。
米中の「バランサー」を公言している韓国の李在明(イ・ジェミョン)政権は米中首脳の参加を熱望しているが、慶州で計画されていた米中首脳会談が中国のレアアース輸出規制を巡る新たな対立で先行きが不透明になったことから気を揉んでいる。
トランプ大統領は会議出欠に関わらず、李大統領との首脳会談のため29日には慶州入りする予定だが、習近平主席は訪韓の意向をまだ正式に明らかにしていない。
ノーベル生理学医学賞受賞した大阪大学の坂口志文特任教授に続いて京都大学の北川進特別教授が化学賞を受賞した。これにより、日本のノーベル賞受賞は昨年団体(日本被団協)で獲得した平和賞を含めると31個、日本人としては米国籍者を含めると29人目になる。
坂口特任教授が生理学医学賞を受賞した時は韓国のメディアは「日本 30個目のノーベル賞を受賞 2年連続」(朝鮮B@z)「ノーベル生理・医学賞 日本坂口受賞・・・『30回目のノーベル賞』」(アジア経済)「日本 30回目のノーベル賞受賞に歓呼」(ハンギョレ新聞)等などの見出しを掲げ、伝えていたが、社説で取り上げたのは最大部数を誇る「朝鮮日報」の1紙だけだった。
2023年7月27日の戦勝(休戦協定)70周年軍事パレード(朝鮮中央通信から)
北朝鮮の朝鮮労働党創建80周年記念軍事パレードは今日か、明日には実施される。
注目点及び見どころは以下の5点である。
平壌に一番乗りして金正恩総書記と会談したラオスのシスリット国家主席(朝鮮中央通信)
北朝鮮は10月10日に朝鮮労働党創建80周年を迎える。
国際社会の目は2023年7月の祖国解放戦争勝利(朝鮮戦争休戦)70周年記念軍事パレード以来、2年3か月ぶりに行われる軍事パレードに集まっている。
しかし、それよりも興味をそそられるのは80周年式典の雛壇に整列する各国代表の並び順である。ズバリ言うと、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の両隣に立つVIPが誰になるのかが最大の注目点である。
大阪大学の坂口志文特任教授が本年度のノーベル生理学医学賞を受賞した。
このニュースに韓国のメディアはこぞって「日本 30個目のノーベル賞を受賞 2年連続」(朝鮮B@z)「ノーベル生理・医学賞 日本坂口受賞・・・『30回目のノーベル賞』』(アジア経済)「日本 30回目のノーベル賞受賞に歓呼」(ハンギョレ新聞)と伝えていた。坂口教授の受賞理由についてもノーベル委員会の発表及び日本の報道をベースに詳細に伝えていた。
経済紙「ソウル経済」だけが「『免疫ブレーキ』を明かした日本科学者のノーベル賞受賞・・・韓国医者らの評価は?」との見出しを掲げ、「多様な疾患を治療できる道が開かれた」とするこの分野の大学病院教授らの称賛の声を紹介していた。
韓国のメディアは高市早苗議員の自民党総裁選出を一斉に速報で伝えたが、小泉進次郎議員の当選を予想していたこともあって意外性を持って伝えていた。
同時に、高市新総裁が保守タカ派というイメージのせいか、ほとんどのメディアが「極右」もしくは「女安倍」の見出しを付けていた。
安倍晋三政権時代に日韓関係が最悪の状況だったことから日本では文在寅(ムン・ジェイン)大統領を嫌っていたが、韓国では逆に安倍首相を歴代首相の中で最も「好まざる首相」とみなしていた。韓国では「安倍」イコール「反韓」というイメージが根強い。
戦死者の前で首を垂れる金正恩総書記(労働新聞から)
北朝鮮がウクライナに侵攻したロシアを支援するため兵力を派遣してから10月でまる1年が経過する。
北朝鮮は当初、派兵を否定していたが、金正恩(キム・ジョンウン)総書記は今年5月に駐朝ロシア連邦大使館を訪れた際に初めて、「露朝包括的戦略的パートナーシップ」に基づき派兵した事実を認めた。
北朝鮮の報道によると、ウクライナが攻め込んだクルスク地域を解放するため金総書記が第1陣に派兵を命じた日は昨年10月22日。以後12月12日、12月22日と立て続けに第2陣、第3陣を送り込んだが、その総数はウクライナ軍当局と韓国情報機関「国情報」の情報では延べ1万2千人から1万5千人に達している。
リトニアでブランド品ショップを訪れた金建希夫人(「Wowkorea」の画像から)
内乱容疑でソウル拘置所に収監されている尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の裁判は遅くとも来年1月には判決が出る。仮に有罪となれば、無期懲役か、死刑のどちらかだ。
尹錫悦氏が検察総長から大統領になったのが2022年5月。華やかな大統領就任式には大統領選挙期間中は「内助の功に徹する」として夫とのツーショットの行動を控え、一度も表に出ることのなかった金建希(キム・ゴンヒ)夫人もその容姿を現し、脚光を浴びた。
「美しく、おしとやかな金建希夫人」とメディアも持ち上げたこともあって世間の目には金夫人は「良妻」「あげまん女性」に映った。それが、今では夫の足を引っ張った「悪妻」として奈落の底に落ちてしまった。
韓国の統一教会が公開した特別メッセージを発表した日の韓鶴子総裁(韓国統一教会配信)
現在、「特別検察チーム」(特検)に身柄を拘束されている統一教会の「教主」でもある韓鶴子(ハン・ハッジャ)「世界平和統一家庭連合」総裁が裁判所に200枚に及ぶ意見書を提出し、身柄拘束の不当性を訴え、釈放を要請したものの受け入れられなかった。
韓総裁は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の夫人、金建希(キム・ゴンヒ)氏に譲渡するため高額のネックレスとバッグを購入した容疑(業務上横領)などで先月23日拘束されていた。
韓総裁の釈放申請の可否を審査したソウル中央地裁刑事控訴8−3部は今朝、保釈すれば、証拠隠滅する恐れがあるとして韓総裁の請求を棄却した。これにより、3日から始まる秋夕(お盆)の大型連休も韓総裁はソウル拘置所の独房で過ごすことになった。
板門店での握手を交わすトランプ大統領と金正恩総書記(青瓦台写真記者団)
ホワイトハウスは今朝、トランプ大統領が金正恩(キム・ジョンウン)総書記と「前提条件を付けず対話を行う用意がある」ことを明らかにした。
金総書記は先月21日、最高人民会議での演説で「私は今も、個人的にはトランプ大統領に良い思い出を持っている」と述べ、「もし、米国が荒唐無稽な非核化執念を取り払い、現実を認定した上で我々との真の平和共存を願うならば米国と対座できない理由はない」と、米国の非核化政策破棄を前提に対話を行う意向を明らかにしていた。
「金正恩発言」からまだ10日も経っていない。「打てば響く」ような米朝首脳のやりとりに一部では10月31日から11月1日まで韓国の慶州で開かれるAPEC首脳会議に出席した後、トランプ大統領が2019年の時と同じように板門店で電撃的に金総書記と会うのではと囁かれ始めている。