2007年10月8日(月)

マカオ金融制裁関連日誌

2005年
5月 北アイルランド党首を偽ドル流通容疑で逮捕
8月 ロサンゼルスで中国系麻薬組織を急襲。北朝鮮製偽札数百万ドルを押収。
9月16日 米財務省 BDAのマネーロンダリングをブラックリストに掲載。
9月30日 BDAを「優先マネーロンダリング憂慮対象銀行」に指定。
10月18日 北朝鮮、米国の金融制裁措置を「宣戦布告とみなす」と発表。
11月10日 北朝鮮が6か国協議で米国に金融制裁の解除を要求。
12月2日 米国務省 金融制裁問題では北朝鮮との交渉には応じないと表明。
12月20日 ヒル次官補「北朝鮮が米紙幣を偽造したことは紛れもない事実である」と言明
2006年
1月3日  米大統領スポークスマン「北朝鮮の偽造紙幣問題は交渉の対象ではない」言明
1月5日  ライス長官「北朝鮮が求める金融制裁解除には応じない」と発言
1月18日  ヒル次官補が金桂寛外務次官と北京で接触。金次官が資金洗浄国際基準遵守を約束
1月26日  ブッシュ大統領「北朝鮮が違法行為を中止するまで金融制裁を解除しない」と言明
2月16日  BDA銀行「北朝鮮関連口座を閉鎖し、今後取引を再開しない」と発表
3月7日   米朝が金融問題実務接触。北朝鮮が解決のための共同協議機構の設置を提案
6月1日   北朝鮮がヒル次官補の訪朝を要請
7月5日   北朝鮮がミサイル発射実験
9月9日   世界24の金融機関が対北取引中断
10月3日  北朝鮮が核実験計画を発表
10月15日 国連安保理憲章第7条の対北決議採択
10月19日 金正日総書記が唐特使と会談
10月20日 ライス長官が訪中。胡錦濤主席と会談。北朝鮮に6か国協議への無条件復帰を要求
10月22日 ヒル次官補が香港を訪問。マカオの北朝鮮資金凍結問題を協議
10月23日 北朝鮮貨物船「カンナム1号」が香港で検問
10月31日 米朝中が6か国協議の早期再開で合意。
11月1日  北朝鮮外務省「金融制裁の解除を前提に6か国協議に復帰する」と表明
11月18日 ハノイで米韓首脳会談。「北朝鮮を核保有国として受け入れない」ことで一致。ブッシュ米大統領は北朝鮮が核兵器を廃棄する場合、朝鮮半島の平和体制構築に向け金総書記と朝鮮戦争の終結を宣言する文書に共同署名すると言明
11月28日 米朝中の3者協議。ヒル次官補が北朝鮮に共同声明の早期履行措置を要求。
12月18日 北京で6か国協議再開
12月19日 米朝金融制裁協議開催
12月28日 韓国外相「この問題の直接的な関連国の米朝中の3か国で解決されるべきだ」
2007年
1月5日  ライス国務長官「北朝鮮偽札制裁はブッシュ大統領が直接指示したもの」と発言
1月16日 米朝がベルリンで協議
1月27日 ブッシュ大統領「北朝鮮偽造紙幣、妥協しない」と発言
2月8日 6か国協議再開
2月8日 二回目の米朝金融制裁協議
2月13日 6か国協議で合意
4月8日 「2500万ドルの返還問題は10日まで解決される」と期待を表明
4月13日 北朝鮮外務省「凍結解除を確認してから行動する」と発表
6月23日 BDAからロシアのハバロフスクの商業銀行への送金完了。