2020年4月13日(月)

 韓国の新規感染者は25人!2月19日以来最小!

ドライブスルー(乗車検診)による韓国のPCR検査(出所:忠清南道・ソサン市)


 韓国中央疾病対策本部が今日(13日)午前10時に発表した韓国の新型コロナウイルス感染状況によると、韓国の昨日の国内感染者は空港での検査で感染が確認された6人を含め25人。2月19日(20人)以来、最小となった。新規感染者25人のうち、16人は海外からの入国(帰国)者であった。

 一時は世界で2番目に感染者が多かった韓国は4月1日の101人を最後に三桁は一度もなくこの1週間は47人、53人、39人、27人、30人、32人、25人と推移し、1週間合計で253人。(累計で1万537人)

 首都・ソウル市(感染者610人)は8人。前日は4人だったので倍増したことになる。それでも、この1週間は12人、10人、11人、5人、4人、8人の計50人。昨日の東京の一日の感染者166人の約3分の1である。

 新天地教会を中心に集団感染が発生し、韓国全感染者の64.71%を占めている大邱市(6819人)の新規感染者は3人、2番目に感染者の多い慶尚北道(1337人)で4人、3番目に多い京畿道(631)で3人の感染者が確認された。

 仁川市(87人)でも感染者が新たに1人出たが、韓国の17の市・道のうち、人口350万人の韓国の第2の都市・釜山を含め12の地域では感染者は一人も確認されなかった。

 4月13日午前10時現在、日本の6938人(クルーズ船の感染者を除く)に対して韓国の感染者は累計で1万537人に達し、約4千人多い。死亡者も前日よりも3人増え、累計で217人。 日本(132人=クルーズ船を除く)よりも85人多い。

 韓国の完治・退院者は前日よりも79人増え、合計で7447人。今なお隔離治療中の感染者は2873人まで減少した。3月20日の時点では隔離者(6325人)は退院者(2233人)よりも2.8も多かったが、8日後の3月28日に隔離者4523人に対して退院者が4811人となり、逆転していた。

 なお、韓国のPCR検査は前日よりも4122件増え、トータルで51万8743件。日本も前日よりも2490件増え、77381件。韓国の検査数は日本の6.7倍。

 男女別では韓国の場合、女性の方が多く、男性4243人に対して女性は6294人と、女性が全体の59.73%を占めている。しかし、死亡者は男性が115人と女性(102)よりも13人多い。

  ▲年代別では以下のとおり

 年代     感染者            死亡者        

 20代   2879人(27.32%)    0人

 50代   1932人(18.34%)   14人(6.45%) 

 40代   1401人(13.30%)    3人(1.38%)

 60代   1335人(12.67%)   33人(14.75%)

 30代   1122人(10.65%)    1人(0.46%)

 80代以上  476人( 4.52%)  103人(47.47%)

 70代    698人( 6.62%)   64人(29.49%)

 10代    562人( 5.33%)    0人

10歳以下   132人( 1.25%)    0人

 ちなみに日本は50代が最も多く、続いて40代、20代、30代、60代、70代、80代、10代、10歳未満、90代となっている。

  (参考資料:韓国の「コロナ感染」は収束に向かう? 2週間内に一日の感染者を50人以下に!