2020年4月16日(木)

 韓国 選挙投票日の「感染者」22人! 2月19日以来最小!

群がるソウル市民の前で支持を訴える与党候補(出所:「共に民主党」のホームページ)


 韓国の新型コロナウイルス感染者は、直近の3日間は25人(12日)、27人(13日)、27人(14日)と20人台で推移していたが、韓国中央疾病対策本部が今日(16日)午前10時に発表した韓国の感染状況によると、韓国の昨日(15日)の国内感染者は今月12日の25人よりも3人少ない22人となり、2月19日(20人)以来の最小となった

 韓国は4月1日の101人を最後に三桁は一度もなくこの1週間は27人、30人、32人、25人、27人、27人、22人と推移し、1週間合計で190人。この4日間は20人台で推移している。死亡者は4人増え、229人。

 韓国の感染者は累計で1万613人。依然として日本(8678)よりも多い。また死亡者も日本(178)よりも51人多い。

 首都・ソウル市は前日よりも3人少ない、2人。この1週間は5人、3人、2人、8人、3人、5人、2人と一桁で推移し、延べ28人。

 ソウルは2月23日に、東京は1日遅れの24日に最初の感染者が確認されているが、ソウルの感染者は累計で619人と、東京(2447人)の約4分の1に留まっている。

 ソウルのPCR検査数は9万7607件で、東京は6563件。ソウルは東京の14倍も多い。ちなみに、東京の場合はPCR検査を受けた都民は2125人の1人だが、ソウル市民は99人に1人の割合で検査を受けている。

 新天地教会を中心に集団感染が発生し、韓国全感染者の64.3%を占めている大邱市は4人増え、累計で6823人。2番目に感染者の多い慶尚北道も4人増え、1352人になった。また、全国で3番目に多い京畿道でも4人の感染者が確認され、感染者の数は649人に増えた。

 この2日間、感染者がゼロだった人口350万人の韓国の第2の都市・釜山でも新たに3人の感染者が確認されたが、全国17の市・道のうち、4番目に感染者が多い忠清南道(139人)を含11の地域では感染者は一人も確認されなかった。

 韓国の完治・退院者は前日よりも141人増え、7757人となり、今なお隔離治療中の感染者は2627人に減少した。先月(3月)20日の時点では隔離者(6325人)は退院者(2233人)よりも2.8も多かったが、8日後の3月28日に隔離者4523人に対して退院者が4811人となり、逆転していた。

 なお、韓国のPCR検査は累計で53万8775件。日本は9万4236件。韓国は日本の約5.7倍である。