2025年12月27日(土)
「中産層になった」と感じている韓国人は過去最高の6割なのに「幸せと感じている」人は5割に減少
日本はどうか知らないが、韓国人の10人中、6人は自分のことを「中産階級」と思っているようだ。
韓国の政府機関である韓国文化体育観光部はクリスマスイブの12月24日に「2025年韓国意識と価値観調査」に関する世論調査の結果を発表したが、国民の6割が自分自身を中流階級に属していると認識していたことがわかった。
韓国文化体育観光部は1996年に調査を開始これまでにこれまでに9回実施しているが、最も高い数字だ。過去最高は2022年の42.4%で今回はこれを18.1ポイントも急増し、初めて60%を上回った。
ところが、生活が向上したのとは逆に人々の幸福度は低下していることもわかった。
「幸福である」と答えた回答者は2022年の時は65.0%もあったのに今回は51.9%と、13.1ポイントも減少していた。逆に「不満」と答えた回答者の割合は4.6%から15.1%に大幅に増加していた。
この世論調査では韓国社会が前進すべきだという未来像についても質しているが、回答者の39.1%が「成熟した民主主義を持つ国になる」をトップに掲げていた。これまで常に1位だった「経済的に豊かな国」は28.2%と、2位にランクを下げた。以下「社会福祉が良好な国」(16.9%)、「国防力が強い国」(11.6%)、「文化と芸術が中心となる国」(10.7%)と続いている。
肝心の民主主義の成熟度については回答者の半数近い46.9%が「民主主義は順調に進んでいる」と答え、「機能していない」の21.8%を大きく上回っていた。昨年12月3日に尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権が発令した非常戒厳令による国内混乱を乗り切ったことへの自身の表れが反映されているようだ。