2026年1月1日(木)

 「日韓は米国など外国との交渉では共同対応を」 2026年日韓共同世論結果

高市早苗首相と李在明大統領(出典:韓国大統領室)

 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が今月中旬に来日し、高市早苗首相の地元、奈良で首脳会談を行う予定だ。昨年10月に韓国・慶州で開催されたAPEC(アジア太平洋諸国経済協力体)首脳会議でも会談しているが、日韓のシャトル外交は完全に軌道に乘ったようだ。

 韓国の経済紙「Money Today」が韓国の世論調査会社「Brain Public」と日本の調査研究センターに委託し、実施された日韓経済協力に関する世論調査の結果が1日に発表された。(日本は全国20歳から69歳までの成人男女約1千人を対象に、韓国は全国18歳から69歳までの男女約1千人を対象に行われた)興味深い設問のみを以下、ピックアップしてみた。

現在の両国の関係についての評価

 日本:「良い」20.3% 「悪い」27.6% 「普通」52.1%

 韓国:「良い」15.3% 「悪い」27.0% 「普通」57.7%

相手国に対する印象について

 日本:「肯定的」17.8% 「否定的」33.5% 「普通」48.7%

 韓国:「肯定的」25.4% 「否定的」29.8% 「普通」44.8%

今後、日韓関係は今よりも良くなると思うか?

 日本:「良くなると思う」24.9% 「良くなるとは思わない」27.5% 「わからない」47.6%

 韓国:「良くなると思う」43.4% 「良くなるとは思わない」45. 2% 「わからない」11.4%

日本と韓国は経済協力を強化する必要があると思うか?

 日本:「思う」43.5% 「思わない」24.6% 「どっちでも」31.9%

 韓国:「思う」75.2% 「思わない」19.1% 「どっちでも」5.7%

 なお、日本と韓国は、米国からの相互関税を15%に引き下げ、それぞれ5500億ドルと3500億ドルを投資することを約束しているが、日本の回答者の32.2%が、韓国の回答者の57.0%が「米国との交渉などの外国交渉に対する共同対応」を日韓経済協力が必要な重要な分野として挙げていた。

日韓経済共同体が長期的に国益に及ぼす影響について

 日本:「肯定的にみている」33.3% 「否定的にみている」18.7% 「どちらでもない」48.0%

 韓国:「肯定的にみている」56.0% 「否定的に見ている」8.4% 「どちらでもない」34.9%

両国にとって外交、安保の観点からの重要国について

 日本:「米国」79.6% 「中国」5.4% 「EU」2.7% 「韓国」0. 4% 「その他」11.4%

 韓国:「米国」86.4% 「中国」8.7% 「EU」2.5% 「日本」1.2%

両国にとって経済の観点からの重要国について

 日本:「米国」74.3% 「中国」12.7% 「EU」2.7% 「韓国」0.7% 「その他」9.6%

 韓国:「米国」64.0% 「中国」30.7% 「EU」3.2% 「日本」1.3% 「その他」0.8%