2011年9月9日(金)
女子サッカー1位は日本か、北朝鮮か
勝負はやってみなければわからない。昨日の女子サッカー日本VS北朝鮮戦は1−1の引き分けに終わったが、なでしこジャパンは終始北朝鮮に押されていた。北朝鮮は主力5人を欠いた、いわば一軍半の戦力で今大会に臨んでいるわけだから、北朝鮮の実力は相当なものだ。
中国がオーストラリアに敗北したことで日本はいち早く、ロンドン五輪の切符を手にしたが、残り一枚は、間違いなく北朝鮮がゲットするだろう。
北朝鮮の最終戦はタイが相手になるからだ。最悪のケース、タイと引き分、オーストラリアが韓国に勝ち、勝ち点10で並んでも北朝鮮はオーストラリアとの直接対決で勝っているので、北朝鮮が2位となる。
タイは日本に0−3、オーストラリアに1−5、中国に0−2、韓国に0−3で4連敗中で、北朝鮮が取りこぼす可能性は極めて低い。
むしろ、最終戦の関心は、日本と北朝鮮のどちらが1位になるかにある。
北朝鮮がタイに勝てば、勝ち点は11となる。現在勝ち点10点の日本は中国に勝てば問題はないが、引き分けても1位をキープできる。北朝鮮とは得失点差が3点あるからだ。北朝鮮がタイに4−0で勝たない限り、中国と引き分けても、日本は1位で五輪予選を通過することができる。W杯チャンピオンとしては、アジアでも1位でありたいだろう。