2010年6月25日(金)

日韓は相乗効果で決勝トーナメント進出

 日本も韓国に続いて勝った!

 韓国が勝てば、日本も勝ち。日本が善戦すれば、韓国も善戦と、日韓の進撃は、相乗効果によるところが大きい。

 日本に先駆けての一昨日の韓国の決勝トーナメント進出を、2チャンネルなどは、「アルゼンチンのおかげだ」とか、「主審のミスジャッジのおかげだ」とか、実にレベルの低いなん癖をつけていたが、スポーツ紙などマスコミはこぞって自分のことのように勝利を称え、また国民も「韓国は凄い」と、ストレートに褒め称えていた。アジアの仲間として、隣人としての連帯感が滲み出ていて、日本からの反響には韓国も率直に喜んでいた。

 今朝、日本がデンマークを破り、決勝トーナメント進出を決めた瞬間、韓国の反応も一言で「日本も凄い」というものだった。それは、様々なメディアの見出しをみれば、一目瞭然だ。

 「日本 デンマークを完破 史上初の遠征16強」

 「日本 デンマークに3−1で完勝」

 「日本の守備重視のサッカーが通じた」

 「日本サッカーの英雄 本田『我々の目標は優勝だ』」

 「岡田、地獄から天国へ 4強入り約束守るか」

 「韓・日同伴16進出が喜ばしい理由」

 「韓・日 揃って南米のダークホースと16強対決」といった具合で、日本の進出を歓迎していた。

 これでアジアでは、豪州と北朝鮮が第一次リーグで脱落し、韓国と日本の両国が決勝トーナメント進出を果した。

 決勝トーナメントでは韓国はウルグアイと、日本はパラグアイとそれぞれ対決する。中南米のウルグアイとパラグアイは隣国同士。まさに、日韓と同じだ。

 韓国は過去ウルグアイに4度戦って、4連敗と一度も勝ったことがない。予想は断然不利だが、勝負はやってみなければわからない。韓国がこの一戦で勝てば、当然日本も発奮し、パラグアイを撃破するだろう。ここまで来たら、日韓が一緒になって応援すべきだ。